キャリア様 インタビュー

NTTドコモ 様

前編

世界に先駆け市場をリードしてきた!
ドコモと歩み続けるおサイフケータイ

株式会社NTTドコモ
ビジネス基盤推進室 ビジネス戦略 担当部長 江藤俊弘 えとう としひろ さん

写真:株式会社NTTドコモ ビジネス基盤推進室 ビジネス戦略 担当部長江藤俊弘さん

「おサイフケータイ」は、もともと世界で初めてケータイにFeliCaチップを搭載したNTTドコモの登録商標。そんなおサイフケータイを熟知したキーパーソンに、その誕生から現在までのお話を伺った。おサイフケータイを世に送り出したキャリア側の声を、早速お届けしよう。

―電子マネー推進検討会のインタビューに通信キャリアの方がご登場いただくのは今回が初めて。最初に江藤さんが所属する「スマートライフ推進部ビジネス基盤推進室」がどういう部署か、教えていただけますか?

ドコモが描く中長期の目的に「スマートライフの実現」というキーワードがあり、具体的に推進するのがスマートライフ推進部です。そこで、お客様へのサービス基盤となるプラットフォームの機能を磨きこんでいくのが、私が所属するビジネス基盤推進室です。つまり、おサイフケータイあるいはNFCを担当する部署という位置づけになります。

―ということは、ドコモのなかでもおサイフケータイを担当する、最も電子マネーと関わりのある部署ですね。

そうですね。2013年7月に立ち上がった新しい部署ですが、それ以前も私はeコマースなど金融関連の部署に長くおり、おサイフケータイ周辺のビジネスではiD、DCMXの立ち上げにも係わっていました。

―発足当時からご存知ということでお聞きしますが、おサイフケータイを始める際、社内でどのような議論があったのでしょうか?

ドコモとして、FeliCaチップをケータイに搭載すること自体で我々が何らかのフィーが得られるわけではありません。
けれども我々としてはケータイの付加価値向上という観点からこの事業をとらえており、おサイフケータイを通じてエンドユーザーがいろいろなサービスを享受できれば、ケータイの価値は必然的に高まります。イコール、ドコモの価値も自然と高まるという大きな視点でおサイフケータイ事業をとらえているのです。

―そのような見識があったからこそ、2004年という早い段階で、世界に先駆けて、日本のおサイフケータイは生まれたわけですね。

振り返れば、最初に日本における電子マネーの草分け的存在であるEdyがおサイフケータイに対応したのが大きかったですね。そして2005年からはiD事業で自らがサービスプロバイダとして決済事業を始めたのが次のターニングポイント。
自らのプラットフォームを利用してサービスをおこせば収益なり収入がついてくるというビジネスモデルを実践したわけです。

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