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電子マネー事業者様 ご紹介&インタビュー ご紹介

nanacoモバイル 様

個社の努力と全体の共同、両輪で裾野を広げる努力を。株式会社セブン・カードサービス執行役員・電子マネー開発部担当 磯邊俊宏さん

―人気のスマートフォンが幅広い層のツールになりえるというのは意外ですね(笑)。こうしたモバイル会員を増やすには何が必要ですか?

セブン-イレブンもちょうど私が学生の頃には若い人のお店でしたが、今では年齢の高い方の利用も増えてきました。電子マネーはポイントがつくのはもちろん、小銭に煩わされずスピーディに買い物ができるなど、高齢の方にこそ実は非常に便利な側面があります。
現状約15%のおサイフケータイ率をもっと上げたいのはやまやまですが、その方法はなかなかの難問。カード会員は店頭キャンペーンが効果的に作用する一方、おサイフケータイを使うモバイル会員が増えるのは、どちらかというと新機種が発売されたとき。つまり、こちらが頑張ったから増えるというノウハウは、正直言ってまだ確立されていません。電子マネーの裾野が広がっていく中、使いたいサービスを自分で選択して持ち歩くというスタイルのスマートフォン文化が根付くことによって、おサイフケータイ率というのはおのずと上がって行くでしょう。そのためには、いろいろな事業者と協力してサービスをもっと考えていく必要があります。

磯邊俊宏さん
―そうなると1社でやるのも大変ですから、6社スクラムを組む「電子マネー推進検討会」のパワーを活用するのも大事になります。

そうです。電子マネー自体がまだ小さなマーケットですから裾野を広げるには個社と全体が両輪。おサイフケータイの魅力を広く知らしめるキャンペーンやお客様啓発活動を6社が共同して進め、個社は各々会員を増やす工夫を続ける、この両方が重要なのです。そして機械の技術革新の部分と、それができるビジネスの約束事、お客様への啓発活動。この組み合わせこそ、一番大事です。

磯邊俊宏さん
―最後に、おサイフケータイに期待する夢はどんなものですか?

決済はある意味オマケですから、スマートフォンでできることがどんどん増える中、決済が必要な部分が自然と増え、「アラ何もしないのに決済が増えちゃった(笑)」的に進化するのが理想でしょう。そんな幅広さ・便利さこそ電子マネーの命みたいな気もします。

(2012年10月)

PROFILE

株式会社セブン・カードサービス
執行役員・電子マネー開発部担当
磯邊俊宏さん

1980年(株)イトーヨーカドー入社。83年より約10年本社勤務後、店舗勤務で店長経験を積む。02年(株)アイワイ・カード・サービス(現:(株)セブン・カードサービス)に出向しnanaco開発当初からプロジェクト責任者として参画。

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nanaco

2007年4月おサイフケータイでのサービスを開始した、セブン&アイグループのプリペイド型電子マネー(流通系初)。セブン-イレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武、ヨークベニマル他、11.1万店(2012年7月)で利用可能。基本のポイントサービスのほか、加盟店ごとのボーナスポイント、割引などの特典もある。2011年12月にスマートフォンに対応。

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